スマプリの思い出について

ブログを書ける心境になってきたので、ブログを書く。
しんどい日々が続いていたんですが、心身ともに回復してきております。
自分はガチでしんどい時に観る動画がある。
それがスマイルプリキュア!の第32話なんです。
それについて語る。そしてその先へ…

【スマイルプリキュア!について】

『スマイルプリキュア!』(2012〜2013年/シリーズディレクター:大塚隆史・制作:東映アニメーション)

2012年〜13年に放送した、プリキュアシリーズの9作目。
震災後に企画された初めてのプリキュアで、
いつもスマイルでいれば、ハッピーな未来が待っている!
…がテーマらしいです。(この時点でなんだか素晴らしい)
自分がリアルタイムで全話観た初めてのプリキュア。

よく覚えてないんですが、2010年台初頭、
プリキュアのキャラデザがどんどん深夜アニメっぽいデザインに変わっていった時期だったように記憶しており、
スマイルプリキュアはとくに深夜アニメオタクにも刺さるデザインや設定だったんです。
(実際のところはよく知らない。自分はそういう空気感の中にいたという記憶…)

ニコニコ動画でも人気で、放送直後の転載動画がランキング上位にいるなど。
(3日後くらいに必ず自主削除される、暗黙の了解…大らかな時代や…)
んでまぁ、ふつーに面白くて観てたんですが、
(普通にストーリーがよくできており、楽しんで観てた記憶)
(プリキュアって面白いんだなーと)


【件の神回について】
32話。サブタイトルが
「心を一つに!プリキュアの新たなる力!!」です。

放送日が2012年9月23日らしく、自分が大学4年生のとき観たっぽいのです。
当時の自分は、なんかこう就活、制作、実家の家族関係などなど、
あらゆることが何もかも大体しんどい状況でして、

自分ってまじでバカだなーとか、考えるの下手だなーと常に落ち込んでたんです。
(若い時はあるあるだと思うのですが)
(といいつつ、自分はこの時期に側頭部に円形脱毛症ができて今も残っており…)
(今思うとちょっとした鬱状態というか壊れていた…)

無力感というか、この先どうなっちゃうんだろうという不安。
(たしか進路も決まってなかったし、ビジョンがあるようで、全然無かった。)
(あると思い込もうとしてた…?)
(実際その後、新卒で就職しなかったわけで…)
心の底から親身に相談できるような人もいなかったし、
(いたはずなんだが、自分が未熟で拒絶してた。)
制作チームも家もギスギスギスギス…って感じで…
(思い出すだけでしんどい…)

誰かを責めるよりずーーっと自己嫌悪してて、
なんかもー頑張るの辞めたいなーって、

うっすらずーーーっと思いつつ、でも頑張らないといけないんだよなぁ…(悲)などと…

そんな感じだったんです。
(ここまでやってきたんだから、引き返せない感。)
(21歳なんて、そっからいくらでも方向転換できる年齢だと思うんですが、そんなのは歳を重ねないと気づけない)
そんな状況で観たのが、スマプリの32話
なんです。

自分はこの回を観て、みゆき(キュアハッピー)に心を救われたというか、
なんだかとんでもない勇気をもらったというか、心打たれたというか…
なんにせよめちゃくちゃ感動して普通に泣いてしまったのです。
(今現在は涙腺が蛇口みたいになってますが、当時は感動して泣くとかほとんど無かった)


…なんか解説が面倒なんですけど

要するに、今でいう冷笑系の権化みたいな敵幹部が襲ってきて、
主人公以外のプリキュア4人を、
頑張らなくても(努力しなくても)幸せと思える世界に連れていってしまうんです。

彼女達は頑張ることを忘れてしまって、
自分たちがプリキュアであることすらも忘れてしまうんです。

そこで主人公のキュアハッピーが敵幹部と奮闘するんですが、
まぁとにかくすごいんです。
なんかこう…極まってるんですよね…
この回は新フォーム&新玩具のお披露目回なので、それに合わせてるんでしょうけど、
でもそんな事情が関係ないぐらい、脚本というか、セリフと演技がすごい。

敵幹部のセリフなんですけど

よく考えてください
一生懸命頑張っても、結果が出ないでガッカリして、とーっても辛かったでしょう?
どんなに努力しても結局上手くいかない。人に笑われて嫌な思いをするだけです

皆を巻き込んだのに失敗して、仲間の頑張りを全て無駄にしてしまった
何か意味がありましたか?

思い悩んで考えても、結局は友達に迷惑をかけて情けない自分にうんざりするだけ
それなら最初から頑張らなければ、そんな思いもしなくて済む
失敗する事も無いんです

これは過去回で(学生としてのプリキュア達に)実際に起こったシーンと共に語られるんですが
全部、彼女たちが頑張ろうとした結果失敗した、回想シーンなんです
これ聞いた自分は、
いやぁ〜〜まじでそうなんよなぁ〜〜〜」と…
いっきに敵幹部に心が持ってかれちゃうんです。
(現実に自分は頑張ってる気でいたが、何もうまくいってなかった)
(ほどほどに楽しく生きることだって、間違いじゃない。)
(それを否定しちゃいけないんじゃないか!?)
(辛い努力の果てに、必ず幸せが訪れるのか。そんなことはない…)

でもキュアハッピーがボロボロになりながら言うんですよ…

答えを出すのは大変だし、面倒だし、苦しいし、
でも、
辛いかもしれないけど、私たちはそうやって少しずつでも前に進んでいきたい

不器用かもしれないけど、私たちは皆と一緒に未来に向かって歩いていきたい

みんなで進む未来きっと、キラキラ輝いているから!!

これ演技も普段と全然違って、かなり熱こもってるんですよ…
(この回の戦闘はガチで福圓さんの演技がやばい。絵と演技が合ってないまである)
(テキストだと長台詞だし、説明的なんですけど、演技やBGMのおかげで、感動してしまう)
(なんかこう、エンタメじゃなくて、言わせたかった(書きたかった)台詞だよな…と)
(当時のニコ動も、この辺だけコメントがやたら少なくなるなど…実況コメントを打つ手が止まる)

このセリフを聞いた他のプリキュア達は涙目になって正気を取り戻すんですが、
なんか自分も一緒に泣いてたんですよね…
(努力のしんどさをちゃんと背負ってるというか…)
(常に前向きじゃいられないことも肯定しているというか…)
(あと私「たち」っていうのが、すごく良い)
(傍観者だったキャンディが一緒に戦うと言うのも相当やばい)

気になる方は本編を観てほしいのです(またか…)
YouTubeなどに転がってないので、有料になっちゃうんですが
数百円とかなんでね…観てくださいよ…
(半分終わったアイキャッチ以降から観ればよいかなと)
(仲間が復活してからは駆け足だし、演技も通常に戻る。)

・Dアニメストア
https://share.google/b1bYVfFqph7N1f8ea
・Youtube
https://share.google/DVAPi0tQaMMh905PP
・U-NEXT
https://share.google/NQ3eAKxzJrDqOmq3m

なんでしょうね
子ども向けの王道作品って、真正面から真っ当なこと言うから
大人の自分が、大人だからこそ、(自分の状況も相まって)やけに刺さったんですよね…

自分も、もう少し頑張ろうかな!?って素直に思ってしまった…

この出来事、14年くらい経った今でも、心に刻まれてるんです。
そんでもって、元気がない時に、たまに見返してしまう。
これすごいことじゃないですか?
なんかこう、これが作品の、サブカルのパワーだよなぁって思うわけです。
(んまぁそんなの誰にでもあるとは思うのですが、改めて考えるとすごいなーと)
(なんなら数十年後も覚えてるかもしれない)
(学生時代に感銘を受けた作品って、だいたい一生覚えてるんじゃないかな…)

自分もそういう作品を作りたいというか、
魂をぶつけたような、人の人生に刻まれちゃうような…
そういうモノづくりがしたいなーって、最近また思っているわけです。
(子ども達だって、よく分からなくても、芽のようなものを持ち帰っている気がする)


身内を持ち上げてもしょうがないんですが、
最近のヒロたまはガチですごい感じになっています。

『ヒロたま!ヒロくん』(YouTubeアニメ/制作:BitStar)

記事分けようか迷ったのですが、この雰囲気のままいきたい。

詳しくは省くのですけど、
自分としてはスマプリの件を思い出すというか、
というかそれよりもっと大きな問題に切り込んでおり
なんかもうすごいの一言です。(語彙…)

自分が最新話で最も心が持っていかれたのは、
ピーターと桃子さんが邂逅したシーンです。

自分はヒロたまの中の人の一部でもあって、
(本編はめっきり関わってないが)
なんかこう舞台裏というか、企画立ち上げから知っており、
そういう点で通常の視聴者目線じゃないんですけど、

虐げられてきた子ども達を救おうとしている急進的で理想主義なピーターと、
現実と折り合いをつけながら、ヒロを1人で育てている最強ヒーローの桃子さん

ピーターVS猿飛桃子
この構図だけで、なんかもうすごい。すごいことが起きる気がしてしまう。

原作者の方は、主人公のヒロみたいな部分もありながら、
(登場するキャラの多くはそうなんですが)
近年は親の立場でもあるわけで、
(自分は分からないけど、素敵なことも辛いこともいっぱいあるのだと思う)

なんか、そういった経験が混ざり合って、爆発するんじゃないかと、勝手に思ってしまう。
なんかもう、すごすぎる要素が満載している…

桃子さんは、心が折れているヒロになんて語りかけるのだろうか、
ピーターが憎むこの国で、子どもを育てるって、どういうことなんだろうか
それでも最強のヒーローとして活動するって、どういうことなんだろうか
ヒロが自分と同じ道を歩むことに対して、どう思うのだろうか
そもそもピーターって子供とかいるんだろうか?

本編でどうなるのかは分からんのですが、
自分はピーターVS桃子さんの構図だけで、
色々考えてしまい、勝手にウルっときてしまった…
(最近、涙腺が蛇口みてえだ…)

(理想と現実、論理と感情、愛と憎悪がグチャグチャになった状態が…見たい…!)
(最終的に理性の中から絞り出した感情を・・・ぶち上げる様が・・・・見たい)

『ブラックジャックによろしく』(2002〜2006年/作:佐藤秀峰)

まぁ本編はそんなことに触れず終わる気もしており、
(自分が考えてるのは、大人目線の話なので)
勝手に要素を抜き出して妄想して、勝手に感動してるだけなんですが、
なんにせよ、こういう作品の気合いの入ったセリフが、シーンが、
人の心に刻まれてしまうのだろうなと、勝手に思ってしまう

。

単純にこのシリーズ、落とし所はどうなるんだろうかと…
とにかくまだ風呂敷広げてる段階なので、楽しみです


長くなってきたんで、そろそろ終わるのですが

、
自分は今後、何ができるのかなーと、思ってしまう。

そんなことを考えてもしょうがないというのが最近のブームなんですが

それでもなんかこう、自分も少しずつ成長はしてるんです。

『バリバリバース』(YouTubeアニメ/企画:BANDAI・小学館/制作:BitStar)

(コンテやりつつ、作監やりつつ、脚本の大事な部分もかなり自分が介入しております!!!)
(これ作ってた途中でダウンしたのですが、こんなすごいものが出来上がるなんて…涙)
(素晴らしいスタッフ陣に恵まれ、絶賛制作中です!!!)

東京生まれ東京育ち、太い実家暮らしのバキバキ童貞に何がやれるんでしょうか…
ずーっとモラトリアムの中にいる気がする自分。
大人になった気がしない自分。
歳だけ重ねている自分
。
学生時代から火が消えなかった自分。

なにが描けるんでしょうねー〜
どうなっちゃうんでしょうね…

ーーーーー
おわり